TAKEHIKO SANADA SANADA SUTUDIO inc.

線は集まり、線に戻る A Line Gathers and Loosens  2002

私たちが呼ぶ「生命」とは、形のない漠としたエネルギーの流れの中から生まれた、一瞬の留まりの状態を指すのだと思う。大きな流れの一筋が、一瞬留まり、ひとつの形態を見せるが、形態は、また直ぐに解け、元の流れに戻る。それが存在するという状態かもしれない。
作品には麻を使用している。日本では、古くから麻や苧麻という植物繊維を祭事に使用し、または、着用し、生命を維持してきた。
日本人の生命や記憶は、麻や苧麻により継承されてきた。

素材:麻、天然染料
メゾンエルメス8Fフォーラム(東京)/ 眞田岳彦展「振動を宿すもの」、東広島市立美術館(広島)/ 現代の造形 Life&Art